官僚ブログ

官僚の卵(自称)が、日々のよしなしごとを綴る。

初日は雨。

雨だから家から出ない...
なんてことは、もはや許されず、初日を迎えた。

午前は、諸手続きと入府式。午後は、講義形式ともいうべき研修が始まった。

 

入府式に際し、

私は、国民全体の奉仕者として公共の利益のために勤務すべき責務を深く自覚し、日本国憲法を遵守し、並びに法令及び上司の職務上の命令に従い、不偏不党かつ公正に職務の遂行に当たることをかたく誓います。

という宣誓書に署名・押印した。

国家公務員法第97条の「服務の宣誓」である。(と言われて、帰宅して慌ててポケット六法を確認した。)

 

官房長官は入府式には来られず、事務次官が訓辞を代読した。

訓辞よりも、午後の事務次官の講話の方が印象に残っている。

昨年は新元号発表のタイミングであったが、今は危機の時代である。窓を開けて全員がマスクを着用した上で行った入府式を覚えておいてほしい。新型コロナウイルスとの闘いの真っ最中だ。

と始まった。

そして、ご自身の経験を振り返りながら、、

これから3,40年続く役人生活、予想通りに行くわけがない。どういう変化・困難があっても、逃げずに、まずは受け入れて、踏みとどまって闘うこと。その上で、柔軟に対応していくこと。

と語った。

悲観的に考えて、楽天的に行動しろ。ー最悪の状況を考慮し準備をしたうえで、明るく前向きに行動することが重要だーというアドバイスもあった。

さらっと紹介された経験談を聞くだけでも、やはり事務次官になるだけあって、かなりのやり手であることがわかって、言葉に重みがあったように感じる。それとも、単に次官に憧れているだけか。

 

人事課長の講話で印象に残ったのは、

複雑な利害調整が必要な場面で、司令塔的な機能が期待されること。そのために、自己研鑽に励むこと、日ごろから勉強し先のことを考えておくことが重要だ。

ということである。

また、事務次官と同様に、「前向きな姿勢」の重要性も説かれた。

 

 

今日は、あらためて、先の見えない状況=「危機の時代」に入府したということを認識し、そんな状況だからこそ、逆にワクワクする己の決意を再確認した。

初心忘るべからず。である。

 

明日以降10日金曜までは、窓を開け、席間隔を開けた、広い講堂でお話を聞く研修が続くことになる。気が向いたら、ブログも更新しようかな、、、

 

例年とは異なる形で迎えた初日は、いつか遠い未来に、思い出されることになるだろう。

 

※※このブログの内容は全て個人的な見地・見解に基づくものであり、所属する組織とは一切関係ありません※※