官僚ブログ

官僚の卵(自称)が、日々のよしなしごとを綴る。

おしごと紹介①:閣議後会見の準備

およそ2週間ぶりの投稿になる今日は、業務の紹介をしたい。(一応、Week 5ということになるかな。Week 4は連休明けで勤務は2日だけだったけど笑)

 

今週、特に木金は、あまり忙しくなかったこともあり、仕事に慣れてきた感が出てきた気がする。どういう流れで業務をするか全体像が把握でき、少なくとも何がわからなくて何を相談するべきか分かってきた気がする。(まだ一人でこなすべき業務全てをさばいてるわけではなく、先輩の助けなしには何もできないが。)

 

さて、今日は、普段こんな仕事をやってるよーという企画?の第一弾だが、閣議後会見の準備について簡単に説明する。

 

閣議とは、内閣の会議のことで、定例閣議は火曜日と金曜日の午前(10時〜※国会開会中は9時〜)に開催される。(内閣は総理大臣始め大臣の集合体であるから、閣議とは簡単に言えば「大臣会議」である。大臣のことを閣僚ともいう。)最近は、コロナの影響で、もっぱら「持ち回り」形式で行われている。一堂に会することなく、官僚(内閣府総務官)が、会議の内容が書かれた紙を各大臣のところに持って回って、承認(署名)を得るというやり方だ。5月1日には、史上初めてテレビ会議形式で行われた。

前置きの説明が長くなったが、各大臣は閣議の後それぞれ記者会見を行うのが通例となっている。(最近は、経済再生担当大臣の西村さんの会見がよく報道されていると思うが。)

 

それで、閣議後会見の準備というのは、簡単に言えば、その会見の原稿作りである。主に閣議の前日(月曜、木曜)に行う。原稿の中身は、(1)冒頭に大臣自ら話す内容(2)記者からの質問に対する回答である。

(1)については、重要な決定事項や大臣の出張報告とかになる。(まだ自分は経験したことがない。)

(2)については、明日の会見ではこういう質問しますって、記者から前日の夕方くらいまでに質問通告が来る(担当の部署が聞き取りをしてくれる)。それを待ってから原稿を作成し始めると時間的にキツイし、会見当日に通告があったり、通告なしで質問されることもゼロではないから、質問されそうなことについて原稿(想定問答)を作成する。

 

実際に、原稿の中身を作成するのは主査・補佐で、それを参事官が確認し、秘書官(大臣をサポートする官僚、大臣の秘書とは異なる)の確認を経て、完成となる。

会見当日には、会見の前に大臣に説明を行う。基本的に参事官あるいは秘書官が行う。

 

係員の自分の仕事は、新聞を見たり情報を収集して、想定問答を作成すべき事案について、上司に提案することである。(所管事項に関係することで、大きな事件が起きたり、重要な変更があったりすると、質問されることが多い。歴史的に重要な日の前後も質問される。最近だと、緊急事態宣言や自粛要請をめぐる質問があった。)

もう一つ重要な役割は、連絡係である。上司が作成した想定を秘書官に送ったり、会見のセッティング等を担当する部署に送ったりする。

さらに、上司が想定を作成する際に、参考資料を作ったりもする。(この点では、まだあまり力になれていない感が強いが笑)

 

大臣は内閣の一員であるから、大臣の発言は、政治家個人の見解ではなくて、「政府の見解」として扱われる。だから、閣議後会見の準備は、極めて重要な仕事である。(うちの大臣は原稿を一言一句読むタイプではないが。)

 

 

ダラダラ書いていたら、わかりにくい文章になってしまったが、まあ、こんな感じである笑(早く原稿文そのものを起案できるようになりたい。)

 

 

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