官僚ブログ

官僚の卵(自称)が、日々のよしなしごとを綴る。

おしごと紹介②:他省庁等からの照会対応

仕事に慣れてきたこともあり、テレワークの利点を享受できるようになってきた今日この頃。上司にすぐ相談できないとか、職場の状況が把握できない不都合もあるけど、やっぱり、忙しくないときは気持ち的にものんびりできるし、始業ギリギリまで寝れるし、終業後すぐお風呂に入れる。(業務形態としては、かなり非効率的だと思うが。)

 

さて、今日は業務紹介の第2弾!

総括業務の一つとして、他省庁や他部局からの照会(問合せ)への対応である。

照会の内容としては、

1. 法令関係

2. その他

に分けられる…(雑w)

 

1. 法令関係

各省庁は法令を作ったり改正する際に、他省庁に協議をかけることになっている。平たく言えば、「こういう法令を作る・改正するけど、おたくの省庁で特に問題ないですよね?」という確認である。(※細かいことを言うと、「法令」とは、○○法とかいう法律だけでなく、政令、府省令など行政機関が出す命令も含む。)

なんで、そういう確認が必要になるかと言えば、行政府全体(全省庁)で意思統一するということだが、例えば、法律の条文には「○○法第○条に規定する〜〜について」というように、他の法律が引用されていることがあるわけだ。

他省庁からの照会は、府全体の取りまとめを行う大臣官房の課を経由して、依頼が来る。自分の部局に関係あるかどうかを見極め、必要に応じて対応するのが、自分(部局総括)の役割である。(うちの部局は、所管する法令が少ないこともあり、まだ実際に対応したことはない。)

 

2. その他

法令関係でなくても、他省庁や他部局から意見を求められることはよくある。例えば、白書(年次報告書)を作るとき、意見やチェックを求められたり、一部の執筆を依頼されたりする。観光庁がまとめる観光白書であっても、沖縄の取り組みを紹介する部分は、沖縄振興政策を担う内閣府沖縄担当部局が書いていたりもするのだ。最近だと、文科省が9月入学を検討する上で、何か意見や問題点はないか照会をしてきたようなこともあった。

自分の仕事は、照会や作業依頼がどういうものか理解した上で、必要に応じて、部局内に周知したり担当に作業を割り振り、それを取りまとめて部局の意見として提出する。いわば「部局の窓口」である。(既述の通り、他省庁からの照会は府全体の「窓口」である大臣官房の課を経由することになる。)

 

 

 日々、複数の新しい照会や作業依頼が届く。

どういう依頼か理解し(意見ありますか?に答えるためには、その対象を正確に把握する必要がある)、

部局としての過去の対応を勉強し(執筆や修正などの作業が求められているなら、これまではどのように対応してきたかが重要になる)、

実際に対応していくことになる。(もちろん、その過程で上司に相談したり、報告を入れる。)

照会や作業依頼は次から次へとやってくるため、常に複数のものに同時並行的に対応している。実際には、常に複数の〆切に追われている状況…である。

 

 

なかなか単純明快に説明することが難しいが、ざっくりとしたイメージが伝わっていると嬉しい。

 

さて、来週はテレワーク減るかな?

 

※※このブログの内容は全て個人的見地・見解に基づくもので、所属する組織の見解とは一切関係ありません※※